Caffè mocha おかわり3杯目

年相応な女性として普通に生きています。

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いつまでも癒える事の無いもの

保管No.302:2012年 7月 10日 (火)
Category:Milk Espresso is Caffè Macchiato ♡


いつまでも癒える事の無いもの


machinoyuyake.jpg


以前、ある当事者のブログを見た事がある
その人はすでに5年目の春を迎えたとても美しい人だった。

女性に変わる前の写真も最初の方に載っていた。
なんてカッコいい人なんだろうと思った。

そして2枚目から徐々に自分の思いに体を合わせようと
必死に努力する日々が始まりました。

そう、やはりホルモンを始めたばかりとあって
とても固い感じのする女性がそこにいた。
でも汚い訳ではない。
とてもキレイな感じに仕上がっている。

月日は流れ2年を過ぎた頃だろうか
顔にメスを入れ始め、体にもレーザーや注射器を入れ始める

3年目にもなると胸が入り筋肉を溶かすボトックス注射も入れた。
すっかり筋肉質だった足や手は女性の華奢な細さを手に入れていた。

そして4年目、彼女は女性器と女性の声を手に入れ完全なものとなった。

そうあくまで擬似的にだ。

この頃になると普通に可愛い女にしかまったく見えない。
4年間発狂する程の痛みに耐え、どれだけの血銭を払ったのだろうか・・・

有名企業の商社マンだった彼(彼女)はすっかり今では文無しで
当然、会社も退社せざる終えない状況だったらしい。
その頃にはあるおもちゃ会社のパートで生計を立てなくてはいけないほど
とても落ちぶれていた。

商社の方は、クビだったらしい。
毎年、1ヶ月入院していたが、最後の4年目に性適合化手術により
1ヶ月入院で2ヶ月安静により会社は事実上仕事が出来なくなり退社との事。

それでも満足していたのだろう
にこやかに仕事をこなす姿勢に誰もが好感を持てたらしい。
パートの仕事も女として誰にも知られずに
幸せを噛み締めながら毎日を過ごし ていた。

そんな折り、仕事場である男性と知り合う事になった。
その男性はとっても優しく、思いやりのある同い年の人らしく
後ろ髪が寝癖の酷いこともありいつもその話題で彼女を笑いに誘い入れていた。

そんな付き合いも板についた頃だろうか、
ある遊園地に行ったときの事、彼が彼女にプロポーズをした。
それも男らしく、率直に「結婚してくれ!」と

彼女は困った・・・

自分は本当はDNA的に男であるということを言うべきかどうか・・・
どのみち戸籍には変更記載が載せられているし DNAまでは女性に変えれない。

その場の返答は出来ず
返事を先延ばす事にした。

それから半年、彼からもう一度プロポーズを受ける。

もう逃げる事は出来ないようだ。
彼女は思い切って彼に自分が何者であるのか話す事にした。
真剣に聞いている彼、 大丈夫と確信したのか彼女の声もハッキリと過去を告げ始めた。

そして話はこれから佳境だと言う時の事だった。

彼がおもむろに立ち上がり『もういい、分った』と言って立ち上がり
そのまま帰ろうとしていた。
慌てる彼女、彼の手をおもいっきりにぎる
振り払う彼、
もう一度おもいっきり握る彼女、
おもいっきり振り払う彼、
いら立った彼が次の瞬間!
彼女の頬を思いっきり平手打ちにした。
べしっと鈍い音共に彼女は半回転して床に叩き付けられたらしい。
『騙しやがってこのクソ野郎!』 そう言うと彼はその場から立ち去って行った。

・・・・

そう殴った彼も悪いが、
そこまで答えを引き延ばした彼女にも責任が無い訳では無い。

でも引き延ばしたくて引き延ばした訳ではない。

おもいっきり泣き崩れる彼女、三日三晩鳴き止む事はなかったらしい。
もう会社にもバレたことだろう。

彼女はその会社に足を踏み入れることは二度と無かったとのこと。

この話、相当長編だったが、大分割愛させてもらいました。

いつもそうだが、ブログを見るボクの目から涙が溢れかえる
会社の休み時間だと言うのに・・・

当事者である以上、この手の話は
色んなケースで似た様な結果に終わる悲しい現実を見せられる事が多いです。

中には自殺するケースだってある。

当事者の不幸は数限りなくある。
別にトランスまでの話なら五万とあるが、
トランス後となると 意外に誰も知らないものだ。

女性になれないことで悩み苦しんで
色んな病気を誘発させるケースはトランス 前の事。

女と偽って本当は男だったからクビになったり
女として再出発したいから男と決別する為に退社。
そしてこの手の色恋沙汰で見る悲恋の物語。

私が見ていて可哀想と思えるのがやはり『悲恋』
ほんと見ていて辛くなる

そう、どんなに姿が変わっても当事者達の心が癒える事はない。
黒い鎖は鈍く光り今日も肉に食い込んでいるから





<当時のコメント>

No title
男性に女性として愛される事...
多くの女性にとって、これほど女としての性を感じ、
女である事の幸福感を得られることは他には無いのかもしれない...
MtFも同じく、そして自身が性別に拘るからこそ、
そこが重要になるのかな...って。
世の中に埋没を望むにあたって、とてもわかり易いことでもあるしね。
多くの男は本能で女を求めるからね。
身(見た目)も、心も、性的にも女性でありたいと思うのは当然なのですよね。
彼女も例外ではありません。
ただね...本能で女を求める男ほど性別に拘りを持っているものだと思うから、
結果、傷つけられてしまう当事者の方が多くなってしまう気がします...
悲しい事です...
aki 2012年 7月 16日 (月)


Re: No title
akiさん、お久しぶりです。
そうでしょうね、男性が求める像(ビジョン)は、
とっても単純なのかもしれません。
そうakiさんが言うように本能に左右され縛りが大きいのも事実。
意外に現実主義的な女性の方が寛容なのは、
その人個人そのものを大事にしたいと思っている人が多く
本能に左右されにくいのは欲求が男性の比では無いから
もちろんそうでない人もいますが、男性程ではない。
また男は長男として家庭を持ち 家系を守る義務を課せられています。
それはつまり嫁である者に子を宿してもらいDNAを受け継ぐことが
家族としてことわり。
愛とは別に知らぬ間に受け継がれた感情も兼ね備えています。
離れ行く者として当然自然の流れなのかもしれませんね
と言うのも、私も長男です。
この見えない呪縛から解放出来たのは父の他界が切っ掛け
決して父がそう言った訳ではありませんが、
ひしひしと伝わるものを感じてきました。
長年、染み付いた長男としての責務が己の上に覆いかぶさっていたのでしょうね
悲しいかなこれが現実。
この手の悲劇は何もMtFに限ったことではありません。
ネイティブ女性が常に抱える問題でもあります。
ただ、世間体を常に意識するのも実は男の方が多いですよね
ネイティブ女性より悲劇的な別れ方が多いのもこういった
意識的なものが働いているのかもしれませんね
いや、ネイティブ女性もおかれている状況はなんら変わらないか・・・
もっと科学が進歩すればいいのですよ
容姿からDNAさえ変えてしまう程の科学力!
ある種の不幸はコレ緩和されるはず
男と女 常に表裏一体、 惹かれ合いもするが、遠ざけもする。
難しい・・・。
milk 2012年 7月 16日 (月)






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テーマ : GID-性同一性障害  ジャンル : 心と身体

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