Caffè mocha おかわり3杯目

年相応な女性として普通に生きています。

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母の理解と私の思い (親の面倒を見るということ)

保管No.390:2013年 1月 2日 (水)
Category:Milk Espresso is Caffè Macchiato ♡


母の理解と私の思い(親の面倒を見るということ)

IMG_2416.jpg

父が他界しもう随分と月日が経つ。
田舎が好きで移り住んで来た秩父の里、ここに住みたかったのは父。
母は今、犬1匹とここで暮らしている。

住宅地とは言え中々良い風景だ。
でも、年寄り1人が住むには理想郷とは言えない。
年寄りなだけにもう足もそんなに曲げられないでいる。
それに山道だけに坂道がほとんどである。

此処に訪れる度に年老いて行く母。
見るに忍びないのが本音。

思い起こせば、20歳になったあの日。
父に反発していた私は家を飛び出し、一人暮らしを始めた。
もう何十年も大昔の話だ。

一生一緒に暮らす事は無いと思っていたが、
その肝心の父が他界すると残された母が心配になってくる。

しかし、私はこの4年間のトランスで随分と様変わりした。
こんな私を見て母は本当に幸せなんだろうか?

あなた(母)からもらった身は既に違うものへと変化が加えられ、
それにあなたは耐えられるのだろうか?

これが私が思っている懸念材料。

何故そんな事を思ったのだろう。
実は以前、私がSRS(性別適合手術)を受けるにあたり、心に思っていた事がある。
もし、私のこの体や生活を母が受け入れてくれるのなら年老いた母を引き取って面倒見ようと、
その意志は手術後も失われる事無く思っていた。

術後、数ヶ月経ったある日の事、私は既にフルタイム女性に移行していたので
実家を訪れるのも当然女性と決めていた。
田舎に到着し、犬が吠えて出迎えを受ける。
母が玄関抜け、私の方へ歩み寄る。

すると私を見るなり怪訝な顔で私の格好を見始め、こう言った。

母:「あなたまさかこの格好で会社行ってたりしていないよね」
私:・・・(えっ?今更何言ってるんだろ?)
 この状況になる前に母には社内での下地作り(カム)は完璧と言っていたはず。
母:「もちろん会社には、男の格好で行ってるんだろ」
私:「いや、前にも言ったけど女性の格好で行ってるけど」
母:「いいの、大丈夫なの?やめなさい。"そんな格好"してはダメ。」

何で、今までOKだったのに今日に限って、こんな事言い出すのだろう?

この日の母は私をずーっと怪訝な顔で見ていて、
帰るまでその顔はそのままだった。

思うに、私を心配してのことだと思う。
子がこんな事で差別を受けていないか?
この格好がクライアントに受け入れられずに仕事で嫌な思いをしていないか?
など、親だけに心配からそのような思いが、顔と言葉に出たのだと察した。

でもね、これ術後の安定しない精神状態の私には結構響きました。
その日、「ウチに来ないか?」と言う言葉が出る事は無かった。

あれから半年近く経った現在、心にも余裕が出てきたこともあり、
母にウチに来る様に言って良い?とツレに相談。
ツレは快く承諾してくれた。

実家に到着し、調子が悪いのでその日は早めに寝る事に、言うのは明日だな。

翌日の昼食後、母は犬の散歩をしに外へ、私も化粧を終え帰る準備をする。
実家でゆっくりするには体力が無い。
母が出掛けている間、調子が悪いが庭木を観賞する。

実家の前がすぐに傾斜角度がある道路になっていて、
丁度母が犬を連れ帰って来た。
足をビッコで引きずっている。
こんなに体が動かなくなっていたのか・・・
私の脳裏に「早く言ってあげないと」と言う気持ちが芽生えた。

2人とも家に入り落ち着いた頃合いを見て母に切り出した!

私:「ねぇ、ウチに来る気は無い?」
  (いつもこの手の話はするが、今日は真剣に話を母に振る。)
私:「ウチも広い家では無いけど1Fの和室を使ってもらおうと思うのだけど」
母:「・・・・」
私:「当然、ここにある物を選定する作業もあるし、ウチも整理しないといけないね」
母:「・・・・」 (軽いノリの時は断っていた母も今日は真剣に聞いている)
母:「実はね、ここに今相談しているの」 (取り出したのは1通の手書きのメモ)
母:「私もねもう永くないから何か合ったらここに相談して欲しいの」
  (そう言うと葬儀場の電話番号と担当者名を渡された。)
母:「ここねとっても安いんだよ、何百万も取られないから安心だよ」
母:「だから心配してくれるのは・・」
私:「何バカなこと言ってるの?」(話を切って話しだす。)
私:「今、そんなこと話しているんじゃないでしょ」
母:「重要なの・・・」
私:「いや、重要でも何でもないでしょ」
私:(この間、検査して何とも無かったはず)
私:「そんな事は、私が考えるからかあさんはウチに来る事だけを考えて」

この話、3年前なら真剣に言っても断られていただろう。
何せ、好きで田舎にいるのだから、当然である。
でも今は体が言う事きかない。

何のプライドか知らないが、相談し辛かったのだと思った。
つまらんプライドだ!

この人はいつもそう、私に相談も無しに何でもやろうとする。
それも考えも無しにだ。
迷惑を掛けまいと思っているのだろうが、いっつも最後は迷惑でしかない。

私:「これからは今の様にはいかないよ、此処と違って私の所は民家だらけ」
私:「犬だって、そんな甘やかせて育てることは出来ない」
私:「それにこれだけの荷物、ウチの1Fに入るぐらいまで選定して欲しい」
私:「私の方も色々片付けが必要だ。」
母:「ありがとう」 (やっと折れた・・・)
私:「いますぐは難しいだろうから今から半年を目処に片付け完了しておいてね」
母:「うん、本当は凄い不安だったの」
母:「でも○○(私の名)には苦労ばっかり掛けたでしょ、言い出せなく て・・・」
私:「・・・・」(いいよそんな事はどうでも)
私:「それと今此処で言っておくけど、私の変化した体や化粧等、生活を共にする以上、」
私:「これからは一生見て行かないといけない。」
私:「前にかあさんは嫌がっていたけど、そんな私で耐えられる?」
母:「何言ってるの、こうなったのもきっと私のせい、あなたを厭わしく思ったことなど無いよ」
母:「どんなに変わってもあなたはあなたなの」
私:「・・・・」(想像していた答えと違う・・・)
私:(涙が頬伝い、何かわだかまっていたものが融けていくのが分った。)

この話、恥ずかしいのでここまで、後は想像にお任せする。

とうとう言ってしまった。
これからは何かと大変だな・・・。
ツレともじっくり相談していかないといけない。

「あら~優しいのね~親孝行ね~」だけでは絶対片付かない問題である。
これ以上は、色んなしがらみが舞い降りそうだ。
止めておこう。

GIDの人の中にもこういった親子間の問題は多いと思う。
長男、長女なら誰しもがぶち当たる問題でもある。
自分が一番不安視している事は、今の職が何らかの状況で退職した場合、
次の就職口で家族を養う程の所に行けるのだろうか?って事かな。

普通と違う人生を歩んでいるだけに常に不安は付きまとう。
好きな事をして"のほほ~ん"なんて幻想は無しだ!
(もちろんそんなつもりは ない!) ツレにも言われた。
今まであなたの我がままを聞いてきたけど、扶養が増えることで面倒みなくて
はいけないことがある。
もうあなたを見てあげている余裕は無い!
そうだね、その通りだ。




<当時のコメント>

No title
優しいmilkへ
この記事を見た以上無視して他のことにコメントできない性格なので。
一言。
三人で住むのなら毎日笑って過ごすように。
こんな事しか思いつかない。
無責任だけど「頑張れ」
t2
tahara_t2 2013年 1月 2日 (水)


Re: No title
tahara_t2さん。
こんばんは。
>三人で住むのなら毎日笑って過ごすように。
ありがとう。
いい言葉ですねとっても励みになります。
正直、不安です。
何をどうしたら良いのかさえ分らない。
親と離れている期間が長過ぎて身近に居る時の接し方が分りません。
きっと色んな所にぶち当たって進んで行くのだろう感じます。
milk 2013年 1月 2日 (水)


思い
難しい問題ですね。
一気に文章を読みました。
これだけでは言い尽くせない、いろんな背景やしがらみがあるのでしょうね。
そこは想像するしかありません。
しかし、お母さんは、すごく嬉しかったことでしょう。
それは絶対わかります。
そして、ツレさんは、milkさんをすごく愛していること。
それもわかりました。
老いた親と、あらためて同居すること、それはものすごく大変なことです。
私も経験上わかります。
これからどうなるかはわかりませんし、どうすべきと言う資格もありません。
いずれにせよ激動の一年になるでしょうね。
どういう結論を選ぶにせよ、皆さんにとって、
一番幸せなコースになることをお祈りいたします。
何とかなるものですよ。
余計なことを言ったようですみませんでした。
英さん。 2013年 1月 2日 (水)


Re: 思い
英さん。こんばんは。
英さん。も同居経験者なのですね
英さん。の文書一文一文読んでいてここまで的確に言える人は、
ご苦労された方の意見とお見受けします。
それと温かい励ましのメッセージありがとうございます。
感動しました。
親元にずっと一緒に住んでいるのと 親を自分の家に招き入れる事って
似て異なる行為。
これ、若い人や親元から離れた事無い人には理解出来ない人もいるようです。
とは言え、親と一緒に住んでいて親が寝たきりになってしまった場合どうなんでしょう。
ツレは経験者だからその当時の苦労を知っているようです。
相当苦労した話を聞きました。
とりあえずボケと寝たきりにさえ無ければ何とかなるように思えます。
まだ結論出せる話ではありませんが、母にはボケてほしくはないですね
milk 2013年 1月 2日 (水)


No title
( ゚ー゚)/゚*゙:新年あけましておめでとうございます・:*:♪
今年も宜しくお願いいたします。
風邪の方は少しは良くなりましたか?
忙しかった仕事が急にお休みに入ると体調崩しやすいですよね。
ゆっくり休んでくださいね。
今日の日記、milkさんに限らず誰もが大なり小なり考えなくてはいけない事だと思います。
親の老 後・・・私のまわりでもアレコレ耳にします。
milkさんのお母様、心の底ではmilkさんを頼ってらっしゃる様子ですね。
結婚している以上、ツレさんとの話し合いも必要になってくるし
なかなか難しいことも多いと思います。
親の面倒をみたり同居するというのは、 言葉にする以上に大変なことですからね。
今まで親と生活をしていなかった人が、同居して面倒を見るというのは
想像以上に大変な事だと思います。
金銭的にも自分の時間の使い方にしても
気持ちの持ちようにしても今までと同じようにはいきませんからね・・。
ごめんね、これから親の面倒を見ようと思っている人に不安を煽るつもりはないんだよ。
でも、結局はどういうカタチで親をみても忍耐や寛容さが必要。
最後は、お互いがお互いを思いやる気持ちを持てるか持てないかだと思います。
そして、親をみる立場の自分がいかに元気でいるか。
元気であれば、どうにかなることも多いです。
それぞれの事情で大変さのカタチは違うと思いますが、
milkさんがお母様を思う気持ちが、 いい方向へと未来へつながるといいですね(*'-'*)
SORA 2013年 1月 2日 (水)


Re: No title
SORAさん、新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくです。(* ́∇`*)
>風邪の方は少しは良くなりましたか?
風邪酷くなっちゃいました (^_^;A
でも今日1日大汗かいて寝ていたら随分と楽になったと思います。
治癒度が早いのは、やはり汗かくのが一番ですね
でも、私はあのびちゃびちゃが気持ち悪い。
気持ちいい人なんていませんね (;゚∀゚)
SORAさんの意見、勉強になりました。
ありがとうございます。
そうですね自分に元気でなかったらたぶんそのまま家族は潰れていくのでしょうね
私が思うのは年寄りがいる家族というお決まりの地味な家庭にしたくないと言うこと。
たぶん、コレ親の年代に引き込まれると自分が歳取るの加速されると感じます。
逆に若い感性を忘れず育む努力をする。
たぶん、これが自分に対しての健康だと思っています。
只でさえ無い若さなのに引き出すのが大変ですね (^_^;A
親には悪いが、この家では私が法則なので従ってもらわないとです。
もちろん、敬うことは忘れずにね 難しく考えない様にはしようと思います。
だから歩けないと言っても歩かせようと思うの
家族は1日でも永く笑えるのは個人個人の健康。 寝
たきりとボケだけにはさせたくはない。
これ本人が一番嫌だろうしね だから甘やかせない。
まぁ言うのは楽なんですよね 問題はどう実行していくかですね
課題は山の様にありそうです。 (; ^ω^)
milk 2013年 1月 2日 (水)









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