Caffè mocha おかわり3杯目

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カミングアウト(パートナーに告知する)

保管No.8:2011年 6月 16日 (木)
Category:Crossoverな日々(GIDでMtFな日記)


カミングアウト(パートナーに告知する)

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カミングアウト
当時を振り返ります。

ほんとあの時程辛いと思ったことはありません。
私ら夫婦に取って今まで経験した事無い危機がそこにありました。

それはある夫婦喧嘩から始まりました。
それも今回はありきたりな話題ではなくとても重い話題。

子供についてです。

既に私らはいい歳になり子供はとうにあきらめているつもりだったのですが、
年に数回は思い出したようにパートナーであるパートナーのやりきれない思いが
心の叫びとなり喧嘩に発展します。
積もりに積もっていたのだと思われます。

こういった原因を作っているのは私です。
全て私が悪いのです。

これについての結論から言うとズバリあの時に立たないことが原因にあります。
心では愛しているのに体が反応を示しません。
その理由がまったく分らなかった。
病気だと核心もしていました。
夫婦として営みが出来ない辛さが募ります。

何十年と連れ添い、気持ちも夫婦であろうと思っているはずなのに
体がまったく言う事を聞きません。

当然私の症状(性同一性障害)が分っていれば納得出来る状態だったのですが、
当時は、調べる術も無く、ただただ自分はダメな人間だと思っていました。

そして、その日はやって来ました・・・

どんな夫婦喧嘩でも終わりは私が謝ることで収まることがほとんどなのです。
しかし、今日の喧嘩は執拗な彼女の突っ込みが鋭く痛かったこともあり
とてもとても白熱したものでした。

それは深刻な離婚レベルと当時の私は判断しました。

丁度この時期、私の心は崩壊を迎え自身の心の中にある
女性としての性について考えている時期でもありました。
つまり男の体であることを我慢することが出来ない状態になっていました。

これについての経緯は前項で述べた理由があってのこと

と言うことは、精神的にとても不安定な状態です。
タイミング悪く彼女が丁度凄む場面あり、
その瞬間私の心の中で何かが弾け飛んだのを感じました。

気がついた時には既に言葉として私の心の現状を発信していました。
よほど精神も限界に近かったのだと思います。
言った後で後悔はしましたが後の祭りです。

性同一性障害かもしれないということとホルモンに手を出していることも告げ、
私はその上でパートナーの動向を見る事にします。

彼女は始め私がふざけていると思ったらしく不謹慎な話題を上げた私に激怒しました。
次第にそれが本当のこととしるや今度は自身の言動、行動が私をそのように壊したと
勘違いしているようだったので、この障害のことを全て話すことにし、
パートナー自身が悪い訳ではないことを告げました。
しかし、中々納得してはくれません。
いつしか最初のメインの話題は消え失せていました。
彼女自身、私が振った話題の方が遥かに深刻と捉えたのだと思います。

何とか上辺だけは理解してはくれたようですが、次に今後の事に付いて話し合 いました。
ここまで来たら別れる覚悟で全て話すしかありません。
私の現在置かれている現状を延べ、それに対し彼女がまったく理解を示さなければ
別れを切り出されることも考えなくてはなりません。

簡単に言ってるように聞こえますが、もちろん絶対別れたくなどありません。
ですが、相手の気持ちを考えればそのような展開も視野に入れなくてはいけない。

早速、私のこれからについて話します。

1)今後、全てにおいて男装ではなく女装(女性)で生活したい。
2)ホルモン療法を続けて行き最終的には性適合化手術を受けたい。
3)当然、私の無理なお願い、受け入れられないのであれば
  家を出て行くのは自分とだと告げます。
  もちろん今ある財産は全て彼女に託し、
  安定するまで生活面のケアなども視野に入れる覚悟の上です。

以上の内容をパートナーに言いました。
正直、こんなことを言う自分がとても許せません。
とても不謹慎とさえ思えます。

しかし、告げず自分勝手に進めていくのはもっと許せない。

選択肢としてはどちらも人として最低です。
これが倫理として反するものぐらい分かっているつもりです。

しかし、コップからこぼれる水と違い私のそれはダムの欠壊レベル。
脳で考えるより心が先に語っている。
まさに今はそんな状態です。
既に自殺未遂も経験している程深刻な状態。

パートナーはまだ私が何を言っているのか完全には把握していない感じがします。
とりあえず彼女にとっては要求内容は現状どれも受け入れられる程心の余裕は無い。
このお願いが到底受け入れられないものであることは重々承知しています。
しかし、私にはもう後戻りすることは出来ないところまで来ていて
正直、女性 に戻れるのならどんな手段を使ってでも
例え死ぬかもしれないと分かっていても願いが少しでも叶うのなら
その渦中に飛び込むしかないと深刻に考えていました。

たぶん自身でも分からなかったのですが、
それ程までに自身の何十年と保っていた抑制力が壊れたのだと思われます。

お互いに考える時間が必要となりとりあえず普段の生活に戻ります。
当然、普段の生活とはいえ前日とはまったく違う朝を迎えます。

そしてここからが私らの地獄のような日々が続きます。
毎晩、怒号と号泣と喧嘩の毎日。
お互い折り合いがついたと思いきや次の日にはもう別れ話、
永遠とも思える程 そんなことの繰り返しです。

日々思うのはこの地獄は抜け出せないんじゃないかと思えるほど悲しみと不安、
怒りと怒号、静寂と虚無が混ざりあい嫌な気分が何ヶ月も続きます。

全て私が悪いのです。

君はまったく悪くない。
思い出が走馬灯の如く駆け巡ります。
今まで2人で過ごし腹を抱えて笑いあったあの日のこと、
海外の深夜のビーチ で満点の星空を見て感動したこと、
スキーではしゃぎまくって彼女を粉雪に放り投げて遊んだあの日、
2人でツーリングをした時立ちゴケした彼女のブレーキがあっちを向いてしまい
途方に暮れたあの日。
そう言えばはじめてデートした時って那須にツーリングした時だったなぁ。

こんなことになってしまいそんなことを思い出し私は大粒の涙を枯れる事無く流します。
後から聞いて分かったこと、パートナーも同じ様に過去を思い出し
2人がまだ普通に暮らしていた当時を思い出し泣いていたと言います。

私はなんて罪深いのだろう・・・
でもどうすることも出来ません。

今更素に男になるなんて出来そうにないです。
そして今日も2人で泣き崩れます。

とはいえ一歩といえない半歩にもみたない距離ではありますが、
徐々に時間を掛けてお互いが歩み寄りを開始するのを感じます。

そして気がつけば1年以上が過ぎ、この頃には私は家での女装があたりまえの姿になっていました。
また、土日もどちらかは女装外出するのが日課になったことと、
平日も常に会社では、ナチュラルメイク、マニキュア、髪型は女性の髪型で長髪、
服装はユニセックスで出勤するのが今では自然なスタイルになりました。

とりあえず地獄は続いていますが、”毎日”の地獄だけは何とか抜け出せたようです。

パートナー曰く、私がどんなに変わろうとも心の中には男だった頃の私がいるそうです。
彼女はこんな私の為に変わろうとしているようです。
私も彼女がしてほしくない所では男でいる努力をしています。

しかし、さすがに制御が効かなくなっている私は、たまにそれが死ぬ程苦しく辛くなる時があります。
つまり会社や近所では普通に男として生活を切望しているパートナーの為、
人前では男のフリで毎日を乗り切っています。
しかし、家に帰ってくると気がゆるみ我慢している行為に絶えられなくなり泣き崩れる毎日。
最近やっと落ち着いては来たものの慣れることは絶対ありません。
ほんとめまぐるしい1年でした。

カミングアウトは今がはじまりです。
私がカミングアウトをしなくてはいけない方々はまだまだ大勢います。
相談した相手はきっと困惑したり迷惑と感じたりするかもしれません。

また、ユニークな存在だけに好奇な目に晒されることとなり辱めを受けるかもしれません。
それでも必要と感じればカミングアウトはしていくつもりです。
現在、実の母と親友(友達)、会社の上司と同僚、他部署の上司にはカミング アウトは済ませました。
皆、困惑と不安が入り交じった複雑な面持ちで私の話を聞きます。
友達に関して言うとある友達は概ね受け入れ、そしてある友達は着いて行けず去る事になり、
また、ある友達には理不尽な対応をされ私の方から別れを切り出し、
受け入れたと思っていた友達は後に意見を覆し結局別れることになりました。

見ての通り有意義な結果など出せません。
と言うのも相談を受けてくれた方々が上辺だけの理解なのか心底理解してくれているのか
その場ではまったく分からないからです。
とは言え相談しないことには何も始まりません。
私の今の現状を丁寧に話して理解してもらうしか方法は無いのです。

会社の方は今のところ否定的な意見はありませんが、
今後の為にもまだまだ慎重に説得して行くしかなさそうです。
ここまで結構な人数の方達にお話しました。
興味深いのはクリエイター色の強い人は全然問題なく今まで通り接してくれています。
それはそれでありがたい結果として大事にしていきたい。

理解されなかった方々にはほんと申し訳なく思っています。
貴重な時間を割いていただいたにもかかわらず私の説明ベタのせいで
不愉快な思いをさせてしまいました。
またそういう方の中には脳では理解しようと努力したが、生理的に受け付けな い方達もいると思います。
これはどちらが悪いという訳ではありませんが、
相談した事で不快な思いをさせてしまっていたら大変失礼しました。
この場を借りて謝ります。
ごめんなさい。

でもね、正直に言うと理解されないって相当辛いです。

実家の母に関しては申し訳なさで心が一杯になり涙が止まりませんでした。
全てを母に話、相当驚いてはいましたが、母は許してくれました。
とても嬉しかった。
しかし、母もその時は気が動転していたんでしょうね、
何ヶ月かすると露骨では無いにしても否定的な意見も混じり始めます。

辛い・・・結構辛いです。
肉親にそれも母に否定的なことを言われるのは結構きついです。
ただ親として子の未来を考えてのこととも理解は出来ます。
これもまた、時間を掛けてゆっくり話し合っていくしかないのでしょうね。

ところで、パートナーから止められている実家のお義父さん、お義母さんと
兄弟、甥っ子、姪っ子にご近所の方々、自身の会社の人全員(一部を除く)には知らせていません。
もちろんこれは要望なのですが、最近、どうやらそうも言ってられなくなって きました。

体がホルモンで変わり始めてるようなのです。
隠し通せる程人の目は緩く無いですよね?たぶん・・・。
私としてはこうなった以上全員に知らせていくしかありません。
もし隠して生きたいのであれば全てのしがらみを捨て1から別な土地でひっそりと
只のおばさんとして暮らしたいとさえ思っています。
きっとパートナーに離婚を突きつけられてたら絶対そうしていたと思います。

でも彼女は私と言う特異な存在を選んでくれました。
当然、今まで通り夫婦として暮らす事を考えるということは、
皆に現実を分かっていただきそれに合わせた生活スタイルを構築して行くしかありません。
とても辛い決断ではありますが、今の私にはそれしか方法はありません。
なのでじわじわとですが、徐々に許せる範疇でカミングアウトする人達が増殖中です。

ただ、パートナーとしては、実の父には死んで言わないで欲しいそうです。
当然ですよね。
正直寂しいですが、それもまた親孝行と言えるのかもしれません。
どこまでごまかせるか分からないけどやれるところまでやるしかない。
とはいえ兄夫婦にはバレかかっています。
久しぶりに会うとやっぱ相当変わってるように見えるらしいね。

まだ嵐は吹き止んではいません。
でも一歩一歩前に進むしかないようです。
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テーマ : GID-性同一性障害  ジャンル : 心と身体

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milk

Author:milk
私はいろんな混ぜ物で造られた飲み物です。パーツはいたって単純、加えるだけではなく減らしたりして今の造形になりました。美味いか不味いかは人それぞれ、まずは一口味わってみてください。
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